일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かんちゅうたいがくき

寒中滞岳記

野中 至

野中 至의 寒中滞岳記(かんちゅうたいがくき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,295자 · 16화면

아오조라 문고

所なり、しこうして、その家屋構造の如きは、予大に経験し得たる所あり、依てここに新たに計画を立て、在来の観測所に比すれば総てその規摸を拡張し、先ず室内に運動所を設け、かつ経験上得たる所により、寒中出入の便を図り、総て構造を精密にして、固く寒風と氷雪との浸入を防ぎ、浴室を設け、また採暖法を攻究し、通信の道を開き、また少なくとも三名以上の技手滞在し、山麓及び七合目に寒中これら技手を交代させ、時の避難所を設け、あるいは夏期中より引続き滞岳して身体を山頂の風土に馴らし、以て病を未然に防ぎて、身体の安固を図り、あるいは測器の故障を防ぐの法を立つる等、その他経験し得たる所により、それぞれ防禦の策を講じ、以て安全の道を図らんと欲し、下山後苦心経営すること一日に非ずといえども、在来の観測所に比すれば、規摸迥かに宏大を要するが故に、その改築費及び将来の維持費の如き、一私の資力を以てせんこと容易に非ず、則ち前に掲げたるが如く今回富士観象会なるものを組織して弘く天下に向て賛助を乞うに至れり、富士観象会の目的並にその事務の大要は載せて前段の主趣并に規則書等に詳かなり。