후리가나로 읽는 일본 고전
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かんえいあいあいがさ
寛永相合傘
林 不忘
林 不忘의 寛永相合傘(かんえいあいあいがさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,530자 · 15화면
「どうじゃ、粟田口であろう。」
甚吾が詰め寄る。
「その切込みは――。」
「これは切込みではござらぬ。」
あんまりきっぱりした自分の言葉に、十郎兵衛は自分で驚いた。が、それと同時に、すっかり度胸が据わって、
「これはこれ、百足じゃ。百足を切込みと見誤るなぞ、寺中、常の貴公らしゅうもない。外れつづきに、なんだなすこうし逆上せかげんじゃな。笑止はっはっはっはっ。」
笑ってしまってから、これはすこし過ぎたかな、と思ったが、もう遅い。怒ると吃る癖のある甚吾は、
「な、な、な、な――。」
と首を振り立てた。そこを、
「青江じゃ。為次じゃこれは。」
と十郎兵衛は会主を見た。すると、不思議なことには、会主がにっこり頷首いたものだ。
また、十郎兵衛の半あてずっぽうが的中したのである。
今日はみょうな日だな――十郎兵衛は思った。そして、よせばいいのに、かれ一流の皮肉に見える微笑みとともに、
「寺中、もはや兜を脱いだがよかろう。」
と言いかけると、
「ぶ、ぶ、ぶ。」
無礼者とか何とか言うつもりだったんだろう、甚吾が口早に吃った。それがおかしかったので、父親の葬儀で読経中に吹き出したほどの十郎兵衛だから、思わずぷっと噴飯してわっはっはと笑おうとした。