후리가나로 읽는 일본 고전
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「てらだとらひこのついそう」あとがき
寺田寅彦 わが師の追想
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 寺田寅彦 わが師の追想(「てらだとらひこのついそう」あとがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,239자 · 65화면
磨墨による摩擦係数の変化
「第五図」のキャプション付きの図
第五図
各種の硯を用いて一定の墨を磨り、前と同様の実験を行うと、硯の性能の比較が出来る。第五図は墨 No.1をそれぞれ紫雲石、雨端石及び真鍮の硯で磨った場合の結果を示すものである。鉄の硯も真鍮の場合とほとんど同じ値を示すもので、混雑を省く為に図では鉄の場合を略してあるが、真鍮とほとんど同じ曲線になると思って差し支えない。第五図の結果で著しいことは、雨端石の硯は、非常に速く磨り減るということである。即ちこの硯では面が粗い間は相当よく墨がおりるが、その面は直きに平滑になってしまって、暫く使っていると紫雲石の場合の十分の一も墨がおりなくなってしまうのである。真鍮や鉄の硯も雨端石と全く同様であった。即ち硯のおり方を問題とすると、紫雲石が優れて良く、雨端石や金属の硯は非常に悪いということになる。もっとも後述の如く、Qが小さい場合にはDも小さいので、細かい粒子の墨汁が欲しい時には問題は別になる。
磨墨による摩擦係数の変化
「第六図」のキャプション付きの図
第六図
墨と硯との間の摩擦係数μsもQと同様に磨っているうちに減少する。その様子は第六図に実線で示す如くで、初めはかなり急激に減少するが、後にはほぼ一定の値に落ち付く。