후리가나로 읽는 일본 고전
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ちいさきいえのせいかつ
小さき家の生活
宮本 百合子
宮本 百合子의 小さき家の生活(ちいさきいえのせいかつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,540자 · 18화면
福島からとりと云う五十歳ばかりの女中が来、自分の生活が一方にはっきりと重点を定めて仕舞うまで、今日考えれば、可哀そうな混乱をしたのである。
母上は、始めから、家などを持っては到底駄目だ、と主張された。当時、それは、直ちに、お前が結婚などをしたのは間違って居ると云う意味に通用したので、自分は、寧ろ決然として其に反抗した。
結婚こそ、自分に大切なのだ。心の中で、あらゆる異性に向って動揺するものがすっかり鎮り、落付くだろう。無自覚でするコケティッシュな浮々さが沈み、真個に延るべきものが、ぐんぐん成育するに違いないと信じて居たから、自分は、怯じて居られなかった。
今、恐らく一生、自分は此反省の誤って居なかったことを感謝し得るだろう。
九月三日に引移って以来、今日(一九二一年十一月二十三日)まで、具体的に小さい変化が我々の巣にほどこされた。
去年の十月、Aが、中央公論に、オムマ・ハヤムの訳詩、並に伝を載せて、貰った金の一部で、三本の槇、一本の沈丁花、二本可なり大きい檜葉とを買った。二本の槇は、格子の左右に植え、檜葉は、六畳の縁先に、沈丁、他の一本の槇などは、庭に風情を添えるために、程よく植えた。