일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こむらたんさい

小村淡彩

宮本 百合子

宮本 百合子의 小村淡彩(こむらたんさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,488자 · 23화면

아오조라 문고

せきは、瞬間訳が分らないで、ろくの、黒くて皮膚の薄い、何だか臭そうな顔を見詰めた。

「――あらお前さん女中に来たんでないの」

「女中に来たんだけどね、重次さんが、ここのおかみさんはお嫁に世話してくれるったから」

「まあ、一寸おかみさん、おかみさん」

せきは、大陽気になって、後からいしの肩をたたかんばかりに声をかけた。

「このひとは、おかみさんがお嫁の世話をしてくれるっていうんで女中に来たんですて!」

いしは、面倒くさそうに、

「冗談じゃあないよ」

と呟いた。

「さあ、お前さん、このひとにあっちこっちの勝手を教えてやっとくれ、二三日だって何かのたそくにゃなるだろうから」

数日経つうちに、ろくは、計らず一種の人気者となった。ろくの抜けているのはもう疑いなかった。彼女は、はっきり自分の貰う給金の額もききたださず、小松屋にいることを承知した。云いつけ、誰かが引廻しさえすれば、彼女はその後にくっついて、のたのた外鰐の足どりで何でもした、泥仕事でも、台処でも、苦情などは些も感じないらしい。いしは、最初考えていたのとは、全然違う目論見で、ろくをそう厭だとも思わなくなった。