후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
とうたわれたそのころ、駒込の炮碌地蔵前ときては場末も場末、楽屋の窓を開けると、裏がすぐ覆いかぶさりそうな竹林で、そのまた向こうがいちめんの畑になっていた。
秋寒い夜風の中で、小止みない竹の葉擦れとともに、狐のなく声が聞こえた。
圓朝はここを先途と喋りまくったけれど、毎晩みすぼらしい装りをした場違いのお客様が、二十か三十くるばかりで、てんでどうにも仕様がなかった。
席亭も止めてくれがしの顔をした。
「この前きてくれた日本手づまの鈴川伝之丞さんのほうがよっぽど入ったよ」
楽屋へきて、聞こえよがしにこんなことさえいった。「ざまアみろ」と嗤っているにくい宮志多亭の雷隠居の顔がみえる思いがした。
いたたまれない思いで圓朝は、とうとう十日の約束を五日で止めてしまった。
次は下谷広徳寺前の寄席。
下谷ではあるが、ここらも寂しい寺町はずれの、やっぱりお客の頭数は駒込とさして変らなかった。
三日で止めた、これは。
麻布古河の寄席を打った。
つづいて狸穴を一席、きめた。
どっちも十二、三人なんて晩があった。
「当分、私、休ませて頂きたいと存じます」
戦い利あらずと見てとったのだろう、狸穴の寄席の千秋楽の晩に、文歌がこういって暇をとっていってしまった。