후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
多分もうハッキリと定まるだろう」
覚悟が定まると、にわかに心が浮き立ってきてさっそく外出着に着換えて出掛けるとき、たまたま来合わせていた双親に、弟子たちに、明るく圓朝はこういった。
「エ、真打が、お前の」
「よかったねえ、ほんとうに」
眉に喜びのいろを見せて双親が微笑めば、
「師匠おめでとうございます」
「ヘイ、おめでとうございます」
「おめでとうございます」
口々に弟子たちも祝儀を述べた。道具噺以来、もう萬朝のほかに、勢朝、圓三と増えていた圓朝門下だった。
逸早く母のおすみは縁喜棚へ、お燈明を上げた。カチカチ萬朝が切火を掛けた。でもいくらやってもその切火、まるで火がでないとおもったらなんの萬朝、火打石の代りにシッカリ拳ほどのお供えを握ってはいるのだった。お供えからは火がでやしないや。
「うちじゃ阿父さんと萬朝と二人、そそっかし屋がいるから」
口へ手を当てておすみは笑った。
晴れやかな笑い声をあとに、手土産片手に圓朝は家をでた。獅子舞の笛太鼓がしきりにそこここに路次路次から流れていた。
久し振りでのぼってきた山手の街々、いい塩梅に師匠圓生は在宅だった。しかもおっかなびっくりで訪ねていったのが、思いのほかに機嫌がよかった。