후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
圓朝の顔を見て、ニコリともしないで顎をしゃくった。
「…………」
ぐ、ぐと胸へこみ上げてくるものがあったが、ジッと耐えた。軽く会釈をして上がった。
正面に師匠が、席亭からだされたのだろう、沙魚の佃煮か何かでチビチビやりながら真っ赤に苦り切った顔を染めていた。二ヶ月ほど会わないうちにまた少し白髪が増えたようだったが、絶えて久しい大きな鼻が、しみじみ圓朝はなつかしかった。
「圓朝、おい」
手を仕える間もなく、鋭い声が浴びせられてきた。
「おい、ねえおい、おい、何だってお前、これの噺を邪魔ァする。大きな声で笑ったり何か、それじゃわざわざ客を立たせにやってきたようなもンじゃねえか」
「未熟じゃあるが、俺が許して三遊亭圓太を襲がせたんだ。襲がせるからには襲がせるだけの魂胆があってしたことだ。何だってそれをお前邪魔する」
「…………」
「俺はこいつが可愛い。可愛いんだ。そのこいつの真打を邪魔立てするのはお前、俺に楯突こうてのも同じだぞ」
あとからあとから矢継早に、おもいもかけないことをいいだされてきて、全く圓朝は途方に暮れてしまった。
もちろん笑ったのはたしかにこっちが悪いけれど、何も圓太の噺を笑ったわけじゃない、萬朝がとんちんかんなことをいいだしたからだった。