일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうせつ えんちょう

小説 圓朝

正岡 容

正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면

아오조라 문고

スーッと立ち上がっていったお糸は濡れた浴衣をぬがせるとすぐ用意してあったもうひとつの寸分違わぬ首ぬき浴衣を、まだ身体中水だらけの圓朝の背中へと、フンワリやさしくかけてやった。

「豪儀だなオイ、圓朝って。あの素晴らしい縮緬浴衣、何枚持ってきてやがるだろう」

「全くだ、若えがド偉え度胸ッ骨だぜ。たのむぞ圓朝――っ」

またしても八方の船から見物たちは、霰のような拍手を浴びせた。

もう柳條も柳橘もなかった。

いや、さしもの大御所柳枝さえが、すでにすでに若い圓朝の前に完全にその色を失っていた。

今こそ江戸八百八町の人気という人気を根こそぎ一人でひっさらって仁王立ちしている自分を、圓朝は感じた。

ああ、この夜のこと、とわに忘れじ、お糸よ、花火よ――いつかカラリと不機嫌の晴れて、心にこう喜ばしく叫ぶものがあった。

ぽん、すぽん、ぽん――。

折柄、烈しい物音がしてにわかにこの辺り空も水も船も人も圓朝もお糸も、猩々緋のような唐紅に彩られそめたとおもったら、向こう河岸で仕掛花火の眉間尺がクルクルクルクル廻りだしていた(下略)。

文意の前後重複のところあるだろうがひとえにそれは許して貰いたい、要は、こうして圓朝打倒の大旆を揚げた人たちはかえって内に外にいつも空しく惨敗を喫することとはなってしまったのだった。