일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しょうじょじごく

少女地獄

夢野 久作

夢野 久作의 少女地獄(しょうじょじごく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 105,174자 · 206화면

아오조라 문고

彼女の郷里は青森県の酒造家で、裕福な家らしく聞いていたが、その後の彼女の朗らかな性格や、無邪気な態度を透して、そうした事実を私等は毛頭疑わなかった。

一番最初の問答に出た彼女の兄なる人物は、彼女が来てから間もなく倉屋の黒羊羹を沢山に持って病院に挨拶に来た。もっともそれは私が帰宅したアトの事で、誰もその兄の姿を見届けたものはいなかったが、ちょうど私が自宅で夕食を終ってから、何かしらデザートじみた物が欲しいと思っているところへ、病院の姫草ユリ子から取次電話がかかって来た。

「先生。只今兄がお礼に参りましたの。先生がお好きって妾が申しましたからってね、倉屋の羊羹を持って参りましたの……イイエ。もう帰りましたの。折角お休息のところをお妨げしてはいけないってね。どうぞどうぞこの後とも宜しくってね……申しまして……ホホ。そちらへお届け致しましょうか……羊羹は……」

「ウン大急ぎで届けてくれ。ありがとう」

と返事をしたが、恐らく甘く見られたと言ってもこの時ぐらい甘く見られた事はなかったろう。

彼女の郷里からと言って五升の清酒と一樽の奈良漬が到着したのは、やはり、それから間もなくの事であった。