일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうねんのしょくもつ

少年の食物

木村 荘八

木村 荘八의 少年の食物(しょうねんのしょくもつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,263자 · 11화면

아오조라 문고

少くもその家にあったいわれを。

此処に学校の教科書を想い起します。その中の火事の絵に好きなのがありましたが、第三課「富士登山」と云うのはフジトさんと云う人だと思い、何だか寂しい気がしました。直きに和紙が洋紙になったようでしたが、和紙の方がやわらかで好きでした。

多分芳年の筆と思う一つ家の図を想起します。――之は大版二枚がけ位のタテに長い版画でしたが、下では鬼婆が乳をぶらさげて出刃をとぎ、上からは身もちの真白な女が真赤なゆもじをして、結かれてさかさに吊るされています。之が近所の大平という本屋に出ていましたが、度々見て、いろんな想像をしました。只怖いせいでしたろう、買ってもらいたい気はしませんでした。時々見たくなって見に行ったものである。

大寺少将の雪の中に立っている図を思い出します。それは錦絵の三枚続きを沢山裏表に貼り込んだ、四冊の画帖の中にあるものでしたが、主に芝居絵であった。時々、戦争絵が出て来て、しげしげと見ました。大寺少将は黒の外套を着て、その外套の胸に胡粉が一杯ついていましたが、それがブツブツ盛り上っているので好きでした。オーデラ少将と云う音にも妙に魅惑があったらしい。