일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうねんれんめい

少年連盟

佐藤 紅緑

佐藤 紅緑의 少年連盟(しょうねんれんめい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,920자 · 219화면

아오조라 문고

「陸には一すじの煙も見えない、ここには人が住んでないと見える」

「人が住まないところに、舟が一そうだってあるものか」

とドノバンは冷笑した。

「いやそうとはいえまい」とゴルドンは思案顔に「昨夜の嵐におそれて舟が出ないのかもしらんよ」

三人が議論をしているあいだに、他の少年たちはもう上陸の準備にとりかかった。固パン、ビスケット、ほしぶどう、かんづめ、塩や砂糖、ほし肉、バタの類はそれぞれしばったり、つつんだり、袋にいれたり、早く潮がひけよとばかり待っていた。七時になった。だがいっこう潮が引かない、そのうえに船はますます左にかたむいて、左舷はがっくりと水に頭をひたした。

「だめだ」

黒少年モコウはあわただしくさけんだ。それと同時に船首のほうに立った仏国少年バクスターの口から、大きなさけびがおこった。

「しめたッ」

だめという声と、しめたという声! 人々はなんのことだかわからなかった。

「ボートがあるよ」

バクスターはふたたびさけんだ。

「ボート?」

少年たちの眼は急にいきかえった。かれらは一度に船首に走った。

「あれ! あれだ」

いかにもバクスターのいうごとく、海水にあらいさられたと思った一せきのボートは、みよしのささえ柱のあいだにやっとはさまってぶらさがっていた。