후리가나로 읽는 일본 고전
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びょうぶはたたまれた
屏風はたたまれた
山本 周五郎
山本 周五郎의 屏風はたたまれた(びょうぶはたたまれた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,953자 · 24화면
と云った。その女中は訝しそうに、自分がいちばん古くからいるので、そんな約束があれば自分が知らないわけはない。だが念のため帳場で訊いてみるが、お名前はなんというのかと云った。弥十郎は「ゆき」という名と、これまでに七たびも来ているということを告げた。――その女中はやはり腑におちない顔で、それでも奥へ訊きにいったが、まもなく五十がらみの、女主人とみえる肥えた女と、ほかに三人の若い女中がいっしょに出て来た。
「わたくしがあるじのすみでございます」と女主人が鄭重に云った、「いまこのお秋からお話をうかがいましたが、うちをお間違えになったのではございませんか、てまえどもではゆきと仰しゃるお客さまは存じあげませんし、今日、座敷のお約束などもうかがっておりませんですけれど」
そして、若い三人の女中たちに、この方を知っているかと訊いた。女中たちはみな知らないと答えたし、弥十郎にも覚えのない顔ばかりであった。彼は悪い冗談だと思い、今日ここで千夜と逢う約束になっていること、千夜がそれを云い置かなかったかもしれないが、たしかに来ると思うことなどを話し、どんな部屋でもいいからそれまで待たせてもらいたい、と頼んだ。