후리가나로 읽는 일본 고전
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やまにゆきひかる
山に雪光る
小川 未明
小川 未明의 山に雪光る(やまにゆきひかる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 1,914자 · 4화면
いろいろの店にまじって、一けんの筆屋がありました。おじいさんが、店先にすわって太い筆や、細い筆をつくっていました。でき上がった筆は、他へおろしうりにうるのもあれば、また自分の店において、お客へうるのもありました。昔とちがい、このごろは、鉛筆や万年筆をつかうことが多く、筆をつかうことはすくなかったのです。しかし、大きな字を書いたり、お習字をしたりするときは、筆をつかうのでした。
武男は、よくおじいさんのところへ遊びにきて、お仕事をなさるそばで、おじいさんから、お話をきくのを楽しみとしました。
「おじいさん、あの字は、だれが書いたの。」と、頭の上にかかっている額をさしました。
「ああ、あれはここへみえる、書家の方が、お書きなされたのだ。」
「うまく、書けているの。」
「みなさんが、おほめなさる。山高水長、やまたかく、みずながし、といってもよい。」
「おじいさんに、書いてくださったの。」
「そうだ、ここにある、この筆で、お書きになったのだ。私のつくった筆が、たいそう書きよいと喜ばれてな、一枚くださったのだよ。」
おじいさんは、箱の中から、一本太い筆をとりだして、いいました。