후리가나로 읽는 일본 고전
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ぎゅうじん
山月記・李陵 他九篇
中島 敦의 山月記・李陵 他九篇(ぎゅうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,608자 · 84화면
イースター島の如きは最も有名だが)を比較研究した後、遥かなる過去の一時期に西は埃及から東は米大陸に至るまでの広汎な地域を蔽うた共通の「古代文明の存在」を仮定する。そうして、その文明の特徴として、太陽崇拝、構築のための巨石使用、農耕灌漑その他を挙げる。こうした壮大な仮説は、私に、大変楽しい空想の翼を与える。私は、太古埃及から東漸した高度の文明を身につけた・勇敢な古代人の群を想像することが出来る。彼らは、真珠や黒耀石を追い求めては、果てしない太平洋の真蒼な潮の上を、真紅な帆でも掛けて、恐らくは葦の茎の海図を使用しながら、あるいは、今でも我々の仰ぐオリオン星やシリウス星を頼りに、東へ東へと渡って行ったに違いない。そうして、愚昧な原住民の驚嘆を前に、到る処に小ピラミッドやドルメンや環状石籬を築き、瘴な自然の中に己が強い意志と慾望との印を打建てたのであろう。……もちろん、この仮説の当否は、門外漢たる私に判る訳が無い。ただ私は今、眼前に、炎熱と颱風と地震との幾世紀の後、なお熱帯植物の繁茂の下に埋め尽されもせずにその謎のような存在を主張している巨石の堆積を見、また一方、巨石の運搬どころかごく簡単な農耕技術さえ知らぬ・低級な現住民の存在を知っているだけである。