후리가나로 읽는 일본 고전
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ぎゅうじん
山月記・李陵 他九篇
中島 敦의 山月記・李陵 他九篇(ぎゅうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,608자 · 84화면
空地に繋がれた牛が、まだ草を喰っている様子である。何か夢幻的なものが漂い、この白い径が月光の下を何処までも続いているような気がする。ベコンベコンという間ののびた蛇皮線の音は相変らず聞えるが、何処の家で鳴らしているのか、一向に判らぬ。その中に、歩いていた細い径が、急に明るい通りに出てしまった。
出た角の所に劇場があって、その中から頻りに蛇皮線の音が響いて来る。(だが、これは、先刻から私の聞いて来た音とは違う。私の道々聞いて来たのは、劇場のそれのような本式の賑かなのではなく、余り慣れない手が独りでポツンポツンと爪弾していたような音だった)此処は沖縄県人ばかりのための――従って、芝居は凡て琉球の言葉で演ぜられる――劇場である。私は、何ということなしに、小屋の中へはいって見た。相当な入りだ。出しものは二つ。初めのは標準語で演ぜられたので、筋は良く判ったが、極めて愚劣なくすぐり。第二番目の、「史劇北山風雲録」というのになると、今度は言葉がさっぱり分らない。私にはっきり聴き取れたのは「タシカニ」(この言葉が一番確実に聞き分けられた。)「昔カラコノカタ」「ヤマミチ」