일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまごしのあみだぞうのがいん

山越しの阿弥陀像の画因

折口 信夫

折口 信夫의 山越しの阿弥陀像の画因(やまごしのあみだぞうのがいん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,125자 · 30화면

아오조라 문고

それ故と言うより、そうした習俗だけが、時代を超えて残って居た訣なのである。此ように、幾百年とも知れぬ昔から、日を逐うて西に走せ、終に西山・西海の雲居に沈むに到って、之を礼拝して見送ったわが国の韋提希夫人が、幾万人あったやら、想像に能わぬ、永い昔である。此風が仏者の説くところに習合せられ、新しい衣を装うに到ると、其処にわが国での日想観の様式は現れて来ねばならぬ訣である。

日想観の内容が分化して、四天王寺専有の風と見なされるようになった為、日想観に最適切な西の海に入る日を拝むことになったのだが、依然として、太古のままの野山を馳けまわる女性にとっては、唯東に昇り、西に没する日があるばかりである。だから日想観に合理化せられる世になれば、此記憶は自ら範囲を拡げて、男性たちの想像の世界にも、入りこんで来る。そうした処に初めて、山越し像の画因は成立するのである。

だから、源信僧都が感得したと言うのは、其でよい。ただ叡山横川において想見したとの伝説は伝説としての意味はあっても、もっと切実な画因を、外に持って居ると思われる。幼い慧心院僧都が、毎日の夕焼けを見、又年に再大いに、之を瞻た二上山の落日である。