일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くずれるおにかげ

崩れる鬼影

海野 十三

海野 十三의 崩れる鬼影(くずれるおにかげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,100자 · 69화면

아오조라 문고

「すると、あの小田原の町に現れていたサーベルを腰に下げた老人や、白衣を着た若者なども、逃げかえったんですか」

「いや、あれは……」と博士はすこし赧くなって云いました。「あれは私と黒田さんなんです。二人はルナ・アミーバに捕って、あのとおり彼奴の身体に捲きこまれていたのです。だからいかにも私たちは空中に飛んでいるように見えましたが、実はルナが飛んでいたわけで、私たちは、ルナの上に載っているようなものでした。そして彼奴は、私たちを勝手に裸にしたり、そして間違ってサーベルや白衣を着せたりしたのです」

「ああ、そうでしたか」

私は始めて、空中を飛ぶ男の謎がとけたのを感じました。

「では、小田原や隧道で暴れたのも、先生たちの力ではなかったのですネ」

「そうですとも。あれは皆ルナ・アミーバーの一隊がやったことです。たまたま中で見える私たちだけが騒がれたわけです」

「しかし先生、あの崩れる鬼影はどうしたのです。硝子窓に、アリアリと鬼影がうつりましたよ」

「あれはこのルナの流動する形が、うっすりと写ったのです。月の光に透かしてみると、ほんの僅か、形が見えます。それはあの月光に、一種の偏光が交っているから、月光に照らされて硝子板の上にうつるときは、ルナの流動する輪廓が、ぼんやり見えたのですよ」