후리가나로 읽는 일본 고전
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ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면
ここに「娘の尼」とあるのは、「姑の尼」の誤まりかもしれぬが、もし「娘の尼」とある方が正しいとしたならば、法師の子は女までも法師にしたことであったと思われる。しかし法勝寺の執行俊寛僧都が、僧都という名誉ある地位にありながら、妻子を有しておったことは誰も知るところであるが、その妻子が法師であったとはみえておらぬのをみれば、法師の妻子が俗人であったのは普通らしい。
妻が尼法師で、俗人を夫に持っている類のものも、すでに平安朝の中頃にはあったらしい。『枕草子』に、乞食の女法師が仏供の撤下物を貰いに来た話がみえている。「男やある」、「何処にか住む」、「歌は歌うや」、「舞などするか」と女官などに口々に問われて、「夜は誰と寝ん、常陸介と寝ん、寝たる肌もよし」などと長々しく歌って、身振りおかしく踊ったとある。これがためにかの女は、常陸介の綽号を得たとあるが、この歌舞の乞食たる常陸介でも、やはり女法師とあって、自ら「仏の御弟子に侍れば、仏の撤下賜べ」などと、殊勝なことをいっているのである。末世の衆生善根の志少く、仏の御弟子も歌ったり踊ったりせねば、生きていくだけの衣食は得られなかったものと思われる。