후리가나로 읽는 일본 고전
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ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면
と称するものには、声聞身の国々にあるを散所とも院内ともいうよしみえているとある(吉田氏『地名字書』引「掛川志稿」)。この文書がもし真物ならんには、散所の文字ある最古の文書として、既引『小右記』長和二年の記事や、永承三年『高野参詣記』の記事などよりも上に列すべきものではあるが、もとより後世の偽書で、延喜当時の状態を知るべき参考となるべきものではない。いまだその本書を見ぬから、はたしていつの頃の偽作かこれを明らかにすることはできぬが、おそらくこの一類の徒の有する多くの偽作文書と同じく、戦国時代のものであろうと察せられる。したがってその当時において唱門師を普通に院内とも散所ともいっておったか、もしくはかつてそういっておったという説があったことを知るに足るべきものであろう。院内とはなお垣内というが如きもので、一定の繞囲の中の住人の義である。院とは垣をもって取り囲みたる義で、それはかつて『歴史地理』(二十九巻六号)に、「院の名義、特に正倉院の名称に就て」と題して論じておいた。上方ではこれを「垣内」と書いて「カイト」という。垣の内の義で、カイチまたはカイツを訛ったものであろう。