후리가나로 읽는 일본 고전
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ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면
またいわゆる運動家の中に、よしや多少その動機に不純なものがあったとしても、それをもって他のすべてを推測せんとするのは、あまりに冷やかすぎると申さねばなりません。またよしやかりに不純な動機から出立したものがあったとしても、何もわざわざ畳をたたいて隠れた埃を出す必要もなく、人の腹の中に包まれた汚物をまで想像して、それを不潔がる必要もないのであります。いわんや誠心誠意をもってことに当たるものも決して少からぬことは、自分の深く信じて疑わぬところです。さればこれらに対しては、すべからくその誠心誠意を受け容れるだけの温かみと、一方に多少の不純をも許すほどの雅量があってほしいと存じます。もしいっそう露骨にこれを言おうなら、万一いわゆる部落の人々を利用しようとするような不純の運動者があった場合には、すべからく利用せられた態を装って、逆にこれを利用するほどの横着げがあってほしい。「泰山は土壌を譲らず、ゆえに高し、江河は細流を択ばず、故に深し」で、差別の撤廃と融解和合に目的を同じゅうするものは、たとい少々行き方が違っておっても、互いに相許してその目的を達することに向かってのみ進みたいものです。