일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぞくほうしこう

差別の根源を考える

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면

아오조라 문고

ところで、この狭い意味のエタすなわち長吏、及びその配下のものは、警吏として所属の村落都邑から相当の報酬を得たのみならず、死牛馬を引取ってこれを処分するという、有利な副業を有していましたから、生活がきわめて安固でありました。したがって人口が盛んに増殖する。一般世間の百姓、町人らは、生活が困難でありましたから、堕胎間引きの悪風が盛んに行われて、一向に人口が増さなかった間に、彼らのみは盛んに増しました。これは、一つは彼らが一向宗、すなわち真宗の信徒であったということから、自然この風が起らなかったのかもしれません。今日でもいわゆる特殊部落には、堕胎や間引きというような警察事故はほとんど聞かないのであります。エタはもと殺生の徒として、他の仏教各派から多く排斥されましたが、それをことさらに収容したのは、親鸞聖人の一向宗であります。このお宗旨では穢れを言わず、いかなる罪人でも、一向専修の念仏の功徳によって、極楽往生疑いなしと教えたものです。したがっていわゆるエタは口に念仏を申しつつも、生計のためには引続き殺生の罪悪を犯したものでした。しかも引続きこの罪悪を犯したはずの彼らが、他宗の信徒の如く、もっとも忌むべき堕胎間引きの罪悪を犯すことが少かったというのは、なんという皮肉でありましょう。