후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
惣七は、叫ぶようにいった。惣七の声が高まるのは、これから機嫌のわるくなる証拠だ。お高は、早々に座を立って、男たちの部屋へ行った。いま書いた四、五の状箱をかかえて行った。玄関わきの、もとの用人部屋には、佐吉と国平と滝蔵という、三人の男衆が、勝手な恰好で寝そべって、むだばなしをしていた。
「どら、風呂をたてべえか」
と、佐吉がたち上がったところへ、文箱を重ねてかかえたお高が、そっとはいって行った。
はでな色が、不意に動いたのにおどろいて、三人は一時にお高を見た。
「お使いですかい」
内儀同様のお高なので、このごろでは、男たちも、改まった口をきいているのだ。
「あい。ちょっと行ってもらいましょうよ。三人手分けをして届けてもらうのですよ」
「ようがす」三人は、いっしょに手を出した。
「あっしは、どっちをまわるのですね」
お高は、一つだけ残して、佐吉と国平と滝蔵に状箱を振り当てて、それぞれゆく先を教えた。滝蔵が、お高の手に残っている一つに、眼をとめた。
「それは、どうするのですね。誰か持って行かねえでも、いいのですかね」
「これはいいの」お高は、あわてて、その状箱を隠すようにした。