일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうせつきょうほうずえ

巷説享保図絵・つづれ烏羽玉

林 不忘

林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면

아오조라 문고

若松屋惣七は、着がえをすまして、よく見えない眼を庭へ向けているところだった。それは、お高がよく見慣れた座像であった。お高は、泪が流れるのにまかせてそのまま若松屋惣七のまえへ行ってべったりすわった。

若松屋惣七は、風のようなお高のにおいを感じて、その来る方向へからだを転じてすわり直した。お高を受けとめようとするように両手をひろげたが、お高は、すこし離れたところにくずれてしまって、その手の中へはころげ込まなかった。

「いま滝蔵から聞いた。ここに帰って来ておったのだそうだな」若松屋惣七は、茶碗の糸尻をすり合わせるような、いつになく上ずった声だ。「知らなかったぞ。何しに帰って来たのだ」

「旦那様は、わたくしになど、もうお会いくださるお気もないのでございましょうけれど――」

三

「そうでもない。会いたくないくらいなら、何もこういそいで掛川からもどって来ることはないのだ」

「では、おあいくだすっても、どういうことになさろうというお気は、ないのでございましょう。そうなのでございましょう」

「どういうことにするとは、どういうことだ。愚かな、わけのわからんことをいうものではない」