후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
「とんでもねえ! がしかし、何がへえっていたもんでごわしょうの」
「さ、中はよくわからねえが、久七がここへ持ち込んだ物を、饗庭のほうへたびたび催促に行ったもんだから、短慮者をすっかり怒らせてしまったんだ。なあに、こう割れてみれあ世話あねえ。こちら様でもうっかり受け取りはしたものの、今は持ち扱っていなさるだろう。わけを話して下げてもらいさえすれあいいんだ。とんだお門違えだったもんよなあ、笑わしやがらあ、はっははははは、安、いっしょに来い」
傍門をあけて文次がずいとはいり込むと、それに「ごめんやす」とも何ともいわずに安兵衛が続いて、陽だまりの草のなかを、
「おう、めっぽうな荒れようだなあ」
と二人は何ごころなく石づたいに、ゆるくまわって、玄関の前へ出た。
と、見るがいい!
ぴったり締まって乾破れのした玄関の雨戸に、もう黄色くなりかけた一枚の白紙が、さも二人をあざけるように貼り付いて、墨痕鮮やかに――「かしや」と読める。
「ううむ」
思わずうなると、文次はそのまま腕をこまぬいた。
声はすれども姿は見えぬ
「安」
「親分」
「空屋とは驚いたな」
「驚きましたね」
おなじことをいい合っている。