후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
貴様たちは何だ?」
「あっしは櫃の内容をいただきに参った者でごぜえます」
「この中に何がはいっていたというのだ?」
「それはあなたが御存じでがしょう。ともかく、この鎧櫃はひいて来た奴の間違えでお手へはいったんで――どうぞお返しを願います」
「わしは何も受け取った記憶はないぞ」
侍がからだを揺すぶるのが、わざと嬌態をつくるとしか見えない、威嚇のきかないことおびただしい。
「いったいここの家主さんはどちらですい」
文次がとぼけた顔できいた。
「向島六阿弥陀の辻善六殿だ」
「して、あなたはどうしてここにいなさるんで?」
侍は黙っている。この問答、要領を得ないことこの上ない。
「だめだ」安兵衛が口を入れた。「親分、引き上げ引き上げ、このお方に係り合っていちゃあ日が暮れまさあ」
うなずいた文次、安を従がえてつと縁のほうに動こうとしたとき、
「待て!」
侍が呼んだ。
二人が振り返ると、蒼白くすみ切った若侍、ぺっと掌に唾をして、眠そうな声だ。
「ふん、いつまでもよけいなことを申しおると、用捨はない。殺してくれるぞ。この家から生きて出た者はないのだ」
つぶやいたとたん、おや! と思うと、ぐっとひねった居合腰、同時に眼にもとまらぬ早技でひゅういと空にうなった切支丹十字の呪縛剣、たちまちそれを、やんわり振りかぶった大上段の構えは――寂としてさながら