후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
二百石小姓佐野竹之助なぞは、あくまでさようしからばで四角張っているが、岡部の三十はぐっとくだけて小意気な縞物、ちょっと口三味線で小唄でもやりそう。おのおの器用に化けてはいるが、なかでも奇抜なのは森五六郎の乞食姿だ。おんぼろを一着に及んで御丁寧に頭陀袋まで下げているところ、あんまり真に迫って、一同いささか恐縮の態。
動かざること林のごとし。
佐野の声が大きいので、一座がときどきはっとするほか、斎藤監物なんかは、隅っこに片づけられて丸くなって眠っている無心な新太郎の足の指をいじっては、故郷に残して来たわが児のうえでも思うのだろう、かわいくてたまらなそうにひとりほほえんでいる――。
高橋多一郎が、薩摩の高崎猪太郎の手紙を読み上げているのだ。
「近年幕吏妄動し、かつ君臣の名義大いに混乱致し、はなはだしきは徳川幕府あるを知りて、天皇のあるを知らずに至り候――」
惻々として胸を打つ声。
そこへ守人が帰って来たわけ。
茶のしたくをしていたへらへら平兵衛と二、三言話をしていると、物音を聞きつけて遊佐銀二郎が立ってきた。
と、台所の軒下、滝と落ちる雨だれのなかを、黒い影がすうっと横ぎるのを守人は見た。