후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
おまけにほこりで真っ白だ。
男やもめに蛆がわく。
家具といっては、洪水に流れ寄ったような長火鉢が一個あるきり、壁のすきまから月が拝めそうな風流ぶり。
見ると、その長火鉢の向こう側に座蒲団が二つならべて、小掻巻が丸めてある。
ははあ、里好宗匠、ゆうべは天にも地にもたった一組の夜着を女にとられて、ここの配所に御寝なすったものとみえる。
なかなかの堅人、これなら当分いっしょにいても、さして間違いはあるまい。
と思うと、女は急に気やすになった。髪をかき上げて台所の障子をあけた。
「おはようございます」
「や、これは嫁御寮、お眼ざめかな、わっはっはっは、いや、おはよう」
あから顔の四十男、でっぷりふとって、狂歌師よりも質屋のおやじという人がら。不器用な手つきでお米をといでいる。
「どうかね、よくお休みになれたかな」
「はい。どうも昨晩はいろいろとお世話様になりまして、ありがとうございます。おかげ様で――」
「おっと! 礼には及びません。わしもまだ御挨拶をしない。ま、そんなかたっ苦しいことは抜きにしましょうや。さ、顔を洗ったり、顔を洗ったり。井戸かね。長屋の裏にある――お! お前さん、気にさわったらごめんなさいよ。