일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,224자 · 16화면

아오조라 문고

「君は、もうなかなか出来る。三年の間まことによく修業をされた。君の三年は他の人たちの六、七年にも相当しよう。もはや国へ帰っても、さして彫刻家として恥ずかしからぬと思われる。それにつけて帰国する前に何か目星しい作をしては如何……」

こういうような話をしました。米原氏もかねがねそう思っていたであろう。やがて一つの大作を初めました。それは衣川の役を主題としたもので、源義家と安倍貞任とが戦中に立て引きをする処、……例の、衣の楯はほころびにけりという歌の所であります。薄肉で横二尺以上、縦四尺以上でなかなかよく出来ました。これは彫工会であったか、美術協会であったか、ちょっと忘れましたが、いずれかへ出して好評で、銀賞を取りました。そして安田善次郎氏が百何十円かで買い取りました。当時の百円以上の製作は珍しい方であった。

米原氏はこの手柄を土産にして国へ帰りました。私は思うに、この事あるも決して偶然ではない。……というのは、米原氏の出生地は出雲であって、松平不昧侯や小林如泥、荒川鬼斎などの感化が土地の人の頭に残っているので、美術的に自然心が養われている。おそらく米原氏もそういう感化を受けて来た一人であろうと思ったことでありました。