일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,224자 · 16화면

아오조라 문고

なかなかな変り者で、また極ずいの勉強家で、その丹念なことに到っては驚くばかりでした。後に大阪に帰り、京阪地方で彫刻家の牛耳を取るようになりました。宅にいる間四、五年修業を積み、年が明けて後、この人は、手間の掛かる限りを尽くして十二神将の中の波夷羅神将を二尺以上にこしらえ、美術協会へ出品しました。この作は三年間も掛かったのでその気の長いことは無類で、一つの木に取りつくと、気の済むまでは何時までも取っ附いていじっているので、何処までも、突きつめて行く精力はえらいものでありました。私はこれには感心しましたので、波夷羅神将の出来上がった時、百五十円の売価を附けることが不当とは少しも思いませんでした。当時一個の木彫りで百五十円という価格は飛び切りで、かつて山田鬼斎氏が百円という売価を附けたので驚いた位の時代でありますから、まだ、知名の人でもない田中氏が百五十円というのは不当のようでしたが、私の目から見て、歳月の掛かっていることと、努力の籠っていることに対して、まだまだ安いとも思われました。その頃は木彫りの置き物一個三十円から、七十円というのが関の山であったのに、これは異例でしたが、やはり一心の籠ったものは恐ろしいもので、見処があったと見え宮内省の御用品となりました。