후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
へいぼん
平凡・私は懐疑派だ
二葉亭 四迷
二葉亭 四迷의 平凡・私は懐疑派だ(へいぼん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 81,548자 · 161화면
母は又彼方向いて了ったのだ。
「じゃ、木村さん処の前で殺されたんですね?」と母の声がいう。
「へえ」、という者がある。機械的に其方へ面を向けると、腰障子の蔭に、旧い馴染の炭屋の爺やの、小鼻の脇に大きな黒子のある、皺だらけの面が見えて、前歯の二本脱けた間から、チョコチョコ舌を出して饒舌っている声が聞える。「丁度あの木村さんの前ン処なんで。手前は初めは何だと思いました。棒を背後へ匿してましたから、遠くで見たんじゃ、ほら、分りませんや。一寸見ると何だか土方のような奴で、其奴がこう手を背後へ廻しましてな、お宅の犬の寝ている側へ寄ってくから、はてな、何をするンだろう、と思って見ていますと、彼様な人懐っこい犬だから、其奴の面を見て、何にも知らずに尻尾を掉ってましたよ。可哀そうに! 普通の者なら、何ぼ何でも其様なにされちゃ、手を下せた訳合のもんじゃございません、――ね、今日人情としましても。それを、貴女……いや、どうも、ああいう手合に逢っちゃ敵いませんて、卒然匿してた棒を取直して、おやッと思う間に、ポンと一つ鼻面を打ちました。そうするとな、お宅のは勃然起きましてな、キリキリと二三遍廻って、パタリと倒れると、仰向きになってこう四足を突張りましてな、尻尾でバタバタ地面を叩いたのは、あれは大方苦がったんでしょうが、傍で見ていりゃ