후리가나로 읽는 일본 고전
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へいぼん
平凡・私は懐疑派だ
二葉亭 四迷
二葉亭 四迷의 平凡・私は懐疑派だ(へいぼん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 81,548자 · 161화면
私は余程飛蒐って横面をグワンと殴曲げてやろうかと思った。腹が立って腹が立って……
三十七
千載一遇の好機会も松に邪魔を入れられて滅茶々々になって了ったが、松が交って二つ三つ話をしている中に、間もなく夕方になった。夕方は用が有るから、三人ばらばらになって、私はランプ配りやら、戸締りやら、一切り立働いて、例の通り部屋で晩飯を済すと、また身体に暇が出来た。雪江さんは一番先に御飯を食べて、部屋へ籠った儘音沙汰がない。唯松ばかり後仕舞で忙しそうで、台所で器物を洗う水の音がボシャボシャと私の部屋へ迄聞える。
私は部屋で独りランプを眺めて徒然としているようで、心は中々忙しかった。婚礼に呼ばれて行ったとすると、主人夫婦の帰るのには未だ間が有る。帰らぬ中に今一度雪江さんと差向いになりたい。差向いになって何をするのだか、それは私にも未だ極らないが、兎に角差向いになりたい、是非なりたい、何か雪江さんの部屋へ行く口実はないか、口実は……と藻掻くけれど、生憎口実が看附からない。うずうずして独りで焦心ていると、ふと椽側にバタリバタリと足音がする。其足音が玄関へ来る。