일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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へいわへのにやく

平和への荷役

宮本 百合子

宮本 百合子의 平和への荷役(へいわへのにやく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,799자 · 23화면

아오조라 문고

」と説明した。

今の世界に列強は二つしかない、とアメリカの人自身によって云われている。アメリカは、どういう国柄であろうか。この面にふれても横田博士は書いていられる。十八世紀の末に、清教徒が精神の自由を求めて新世界へ移住してきた封建的伝統を少くもった新興国である。移民した人々に対する英国の徴税とその君主支配に反対して独立戦争をおこして、勝利した。人類の理想、人道主義世界の擁護、平和の精神はアメリカ伝統の精神である。それは、日本が侵略開始した満州事変の時から南方侵略までの十数年間、アメリカが日本の侵略行動に強く非難を向けてきたのを見てもわかる。東條を頭目とする日本の戦犯者の国際裁判の最終日に、キーナン検事が、「正義を伴わない文明は背理である」といった言葉のうちには、人類の正義への評価があった。第一次大戦後、平和のための国際連盟にアメリカが、最大の能力をもちながら加入しなかったことは、当時の大統領ウィルソンの苦衷ばかりではなかった。世界の資本主義経済の網目のなかで、アメリカの富が次第にその国にとって持ちおもりのするものとなりつつある程度につれて、伝統的人道主義の理想は国際的表現にニュアンスを加えてきている。