후리가나로 읽는 일본 고전
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へいわうんどうとぶんがくしゃ
平和運動と文学者
宮本 百合子
宮本 百合子의 平和運動と文学者(へいわうんどうとぶんがくしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,987자 · 29화면
自分は人間だから厭だ、人間は元来まっすぐに歩くものなのだから御免蒙るといったのでした。あの当時「横這い」ということはずいぶんわたしたちの印象に残ったと思うのです。ブルジョア文学において最も「自我」を主張し、それについて一番潔癖な、一番完成したといわれている志賀直哉を、松本治一郎と対比してみるとどうでしょう。あんなに自我というものをたいへん潔癖に守ったような人が結構、横這いをしているのです。天皇も人間になったのだから、そして生物学者ということを押し出しているのだから、文化的な雰囲気をもたせなければならないというわけでしょう。この頃は芸術院(これは各専門分野から養老院という辛辣な別名を与えられていますが)の会員と会食したり、安倍能成、志賀直哉そのほかを招いて天皇の前で文化・文学座談会というようなものをやるのだそうです。けれども、その話しかたが横ばいなんだそうです。普通にあいたいで話すんじゃなくて――天皇がみんなから別のところにいて、その下に安倍さんや何か固まって話してね、お互い同士は友達ですから、こういうことはどうなんだろうね、たとえば天皇はこういうときどういう言葉を使われるのだろうね、というようなことをお互いの間でいうと、侍従か何かがそこにいて、天皇に適宜にとりつぎ、またその答えは側のものが答えるんだそう