일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひらがげんないとりものちょう

平賀源内捕物帳

久生 十蘭

久生 十蘭의 平賀源内捕物帳(ひらがげんないとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,367자 · 36화면

아오조라 문고

この世の実直を一人占めしたような老僕の福介。こちらは足拵もまめまめしく、大きな荷を振分にして、如何にも晴れがましそうに、また愉しげにイソイソと先生の後に引添って来る。

竹藪続きの山科街道。

竹藪の向うの農家からときどき長閑なの声が聞える。

江戸を七月二十日に発ち、先年江戸へ上るとき世話になった駿河本町二丁目、旅籠屋菱屋与右衛門方へ先度の礼かたがた三日程泊り、八月二十四日に京都へ着いて山科の三井八郎右衛門の四季庵でまた三日ばかり、引止められるのを振切ってこれから大阪へ下ろうという都合。

大阪には、先年長逗留の間、先生の創見にかかわる太白砂糖の製法を伝授して大いに徳とされ、富裕・物持の商人に数々の昵懇がある。

先生が江戸へ発とうとする時、生涯衣食のご心配はかけませんからどうぞ大阪にお止まりを、と言って皆々袖を引止めた程だったから、今度また先生が大阪へ下ったと知ったら、誰も彼もと押寄せて下にも置かぬ款待をするにちがいない。先生にしたってそれは嬉しくない筈はないので、本来ならばもう少し浮々してもよかるべきところを、見受けるところ先生の面には一抹の憂色があって、トホンとした中にも何処か屈託あり気な様子が見える。