일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あきばしょから

平野零児随想集 らいちゃん

平野 零児

平野 零児의 平野零児随想集 らいちゃん(あきばしょから)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,838자 · 48화면

아오조라 문고

従って、

「本籍は?」と訊かれたら「東京です」と江戸ッ児のような顔ができる。それに代々大抵青山家の藩主について江戸詰をやっていたので、東京青山に祖先の何人かを埋めた、菩提寺もある。強いて「丹波篠山です」なんかいわないでも済むのだが、篠山と聞いて、ニヤリとする人に、近頃は却って面白味を感じて、わざと篠山生れを進んで発表することにしている。

最近、その篠山の文化を探っている、篤学の青年に朽木史郎君というのがいて、「篠山の文学」という小冊子を著した。

それに依ると、意外にも、いろんな文人が、この篠山を文中に扱っているのに驚いた。島崎藤村を始め井伏鱒二、北尾鐐之助、雅川滉(成瀬正勝)、竹中郁、河盛好蔵、伊藤慶之助、富田砕花、吉川英治、河合寛次郎、バーナードリーチ等々の文化人が杖を引いている。これ等のいつも案内役をしているのが朽木君である。これを知って、私はともかくも自分の郷里に対し余りにも、今まで無関心でいたことに気がついた。

私達在京の篠山出身者で、「篠山ペン会」というようなものを少人数で年二回位集りを持っている。顔ぶれは、下中弥三郎翁、中野好夫、深尾須磨子、松山幸逸、岡田政一の諸君と私であるが、みんな余り郷土を語らない。