후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きゅうどうちゅうそでん
弓道中祖伝
国枝 史郎
国枝 史郎의 弓道中祖伝(きゅうどうちゅうそでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,647자 · 19화면
連れて箭が足下へ叩き落とされた。
「お見事」と又も女の声がし、すぐに続いて問いかけた。
「弓箭の根元ご存知でござるか?」
「弓箭の根元は神代にござる」
言下に若武士はそう答えた。
「根の国に赴きたまわんとして素盞嗚尊、まず天照大神に、お別れ告げんと高天原に参る。大神、尊を疑わせられ、千入の靱を負い、五百入の靱を附け、また臂に伊都之竹鞆を取り佩き、弓の腹を握り、振り立て振り立て立ち出で給うと、古事記に謹記まかりある。これ弓箭の根元でござる」
「さらに問い申す重籐の弓は?」
「誓って将帥の用うべき品」
「うむ、しからば塗籠籐は?」
「すなわち士卒の使う物」
「蒔絵弓は?」
「儀仗に用い」
「白木糸裏は?」
「軍陣に使用す」
「天晴れ!」と女の清らかな声が、築山の方からまた聞こえてきた。
「お若いに似合わず技巧ばかりでなく、学にも通じて居られますご様子、姓名をお聞かせ下されよ」
「伊賀の国の住人日置正次、弓道の奥義極めようものと、諸国遍歴いたし居るもの。……ご息女のお名前お聞かせ下され」
すると代わって老人の声が、遮るように聞こえてきた。
「あいや、ご無用、まだ早うござる。……なるほど防身は確かでござる。