일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちゅうぎ

忠義

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 忠義(ちゅうぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,171자 · 27화면

아오조라 문고

延享四年三月の末である。門の外では、生暖い風が、桜の花と砂埃とを、一つに武者窓へふきつけている。林右衛門は、その風の中に立って、もう一応、往来の右左を見廻した。そうして、それから槍で、一同に左へ行けと相図をした。

二 田中宇左衛門

林右衛門の立ち退いた後は、田中宇左衛門が代って、家老を勤めた。彼は乳人をしていた関係上、修理を見る眼が、自らほかの家来とはちがっている。彼は親のような心もちで、修理の逆上をいたわった。修理もまた、彼にだけは、比較的従順に振舞ったらしい。そこで、主従の関係は、林右衛門のいた時から見ると、遥に滑になって来た。

宇左衛門は、修理の発作が、夏が来ると共に、漸く怠り出したのを喜んだ。彼も万一修理が殿中で無礼を働きはしないかと云う事を、惧れない訳ではない。が、林右衛門は、それを「家」に関る大事として、惧れた。併し、彼は、それを「主」に関る大事として惧れたのである。

勿論、「家」と云う事も、彼の念頭には上っていた。が、変があるにしてもそれは単に、「家」を亡すが故に、大事なのではない。「主」をして、「家」を亡さしむるが故に――「主」