후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちゅうぎ
忠義
芥川 竜之介의 忠義(ちゅうぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,171자 · 27화면
そうして、それから――いつものように両手で、鬢の毛をかきむしり始めた。
―――――――――――――――――――――――――
縛り首にしろと云う命が出た事は、直に腹心の近習から、林右衛門に伝えられた。
「よいわ。この上は、林右衛門も意地ずくじゃ。手を拱いて縛り首もうたれまい。」
彼は昂然として、こう云った。そうして、今まで彼につきまとっていた得体の知れない不安が、この沙汰を聞くと同時に、跡方なく消えてしまうのを意識した。今の彼の心にあるものは、修理に対するあからさまな憎しみである。もう修理は、彼にとって、主人ではない。その修理を憎むのに、何の憚る所があろう。――彼の心の明るくなったのは、無意識ながら、全く彼がこう云う論理を、刹那の間に認めたからである。
そこで、彼は、妻子家来を引き具して、白昼、修理の屋敷を立ち退いた。作法通り、立ち退き先の所書きは、座敷の壁に貼ってある。槍も、林右衛門自ら、小腋にして、先に立った。武具を担ったり、足弱を扶けたりしている若党草履取を加えても、一行の人数は、漸く十人にすぎない。それが、とり乱した気色もなく、つれ立って、門を出た。