일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうどういんろん

思想動員論

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想動員論(しそうどういんろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,012자 · 18화면

아오조라 문고

それは恰も経済上・政治上の統制ということが合言葉になった時期のことだった。処が最近では、経済上・政治上・の統制などということは常識になって了って、もはや誰も利き目のある言葉には数えなくなった。それに代わって現われた戦時体制という言葉が支配するようになったからである。そして先に私は後者を寧ろ動員体制と呼びたいと云った。さてこの経済上政治上の合言葉の推移に応じて、思想・文化・言論の上でも事態は推移を経ているのである。と云うのは、思想統制・文化統制・言論統制・等々は、もはや単なる「統制」ではなくて、或る意味に於ける(やや不適切な言葉ではあっても)「動員」という特色を持って来たからだ。思想統制から思想動員へ、というわけである。

こう云って、統制と動員とどう違うかというような問題も出るだろう。私はかつて統制なるものの一般的な性質を規定して、之が構成に対立するものである所以を説いた。その意味で統制というものは専ら受容的な反省的な否定的なもので、自分で内容を造り与えてやるものではないことを説いた。と云う心算は、統制の名によって、何か積極的な独自の内容を被統制者に押しつけるような最近の所謂「統制」