일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいとうおう

怪塔王

海野 十三

海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면

아오조라 문고

麻綱をのばすと、その錨はまたさらに偵察機に近づきました。

「青江三空曹、もっと小さくまわれ。そして錨のさきに、こっちの麻綱をひっかけろ!」

と小浜兵曹長は叫びました。

「えっ、錨にこっちの麻綱をひっかけるのですか」

青江三空曹は、自分の耳をうたがうように聞きかえしました。

5

青江機があとにひっぱる錨づきの麻綱が、怪塔ロケットのまわりを環のようにとりまくと、小浜兵曹長は、錨のさきに、こっちの麻綱をひっかけろと命令したのです。

ものに動じない青江三空曹も、このかわった命令には驚きのいろをかくすことができませんでした。

「そうだ、錨のさきに、こっちの麻綱をひっかけるんだ。早くしろ。しかしうまくやれよ」

小浜兵曹長は、はげますようにいった。

「はい。やります」

青江三空曹は頼もしい語気で、言葉すくなに答えた。そして、操縦桿をさらに手前へひいたのでした。

機はぐっと傾いた。

錨はふわりと機首のところをとびこえて、うしろの方へながれました。

空中の投綱だ

なんというむずかしい曲技でしょう。

小浜兵曹長は、窓にかじりついて、窓外を夢中になってながめています。