일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいとうおう

怪塔王

海野 十三

海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면

아오조라 문고

錨をさきにつけた麻縄と、彼が機体からくりだしている麻縄とが二本ならんでみえる。

「うむ、もうすこしだ! おちついて、しっかり、そして大胆に!」

小浜兵曹長は、もうたまらなくなって、伝声管を通じて、操縦士の青江三空曹に声援です。

青江三空曹は、それにはこたえなかった。操縦桿をにぎる彼は、そのとき緊張の絶頂にあったのだ。彼の目も、耳も、心も、反射鏡に映る錨と麻綱のほかに、なにも見えず、聞えず、感じなかったのです。

錨と麻綱とはだんだん近づいて来ました。

「もうすこしだ。青江、しっかりやれ」

ぴしり!

空中で錨と綱とが、はげしくつきあたった。火花がはっきりみえたと思った。あっと思った瞬間、錨はぶうんとはねとばされました。

「ちぇーっ」

6

空中の曲技!

錨のさきに、こっちの綱がうまくかかったと思った刹那に、綱は錨をぽーんとはじいてしまいました。

「しまった」

と、さけんだのは操縦の青江三空曹です。

「うむ、ざんねん」

と、呻いたのは同乗の小浜兵曹長です。

空中の曲技が、おしいところで失敗してしまいました。

「上官、やりなおしをいたします」

「うむ、おちついてやれ」