후리가나로 읽는 일본 고전
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 怪奇四十面相/宇宙怪人(かいきよんじゅうめんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,581자 · 364화면
むこうの町かどにたっている街灯が、かすかなひかりを投げているばかりで、おそろしく暗いのです。
平野君の門から、すこしはなれた、いけがきの下に、三びきの大きなイヌのようなものが、うずくまっていました。
「オイ、いま、笛の音がしたね。なんだろう。ゆりかさんのうちの中らしいぜ。いってみようか。」
「バカ、持ち場をはなれるなって、あれほど団長が言ったじゃないか。」
「ウン、だが、もし宇宙怪人があらわれたとすると、おれたち、ここに、じっとしてていいのかい。」
「いいんだよ。呼びこがなれば、刑事さんがかけつけるんだ。おれたちは、持ち場を、はなれちゃいけないんだ。ひょっとして、怪人が、ここへ、逃げてくるかもしれないんだからね。そうしたら、とびかかっていくんだ。わかったか。」
三びきの大きなイヌだと思ったのは、人間でした。イヌが、口をきくわけはないからです。よく見ると、それは、イヌみたいな、きたない人間の子どもでした。十四、五歳から、十二、三歳の三人の少年でした。ボロボロにやぶれた服を着て、あかによごれた浮浪少年でした。
こんな浮浪少年が、どうして、ゆりかさんのことを知っているのでしょう。