후리가나로 읽는 일본 고전
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 怪奇四十面相/宇宙怪人(かいきよんじゅうめんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,581자 · 364화면
「あのガラスのそとから、のぞいていたんだよ。ホラ、あの銀の仮面さ。ぼく、ゾーッとして、気をうしないそうだった。いやな仮面だねえ。」
「それで、どうしたの?」
「先生に知らせたのさ。そして、みんなで庭をさがしたけれど、もう、どこにもいなかった。きっと、空へ飛んでいったのだよ。それから、つい一時間ほどまえに、また、へんなことがあった。ホラ、これだよ。これがうちの玄関のドアにささっていたんだ。」
少年が、ポケットからとりだしたのは、長さ二十センチぐらいの、銀色の矢のようなものでした。その銀色は、星の国の金属でできているのか、銀仮面と、そっくりの色をしていました。
「日本に、むかし白羽の矢っていうのがあったんだってね。白羽の矢が屋根にささったうちが、悪ものにねらわれるんだって。先生は、それとおなじ意味だろうと、おっしゃるのだよ。つまり、宇宙怪人はしゅうねんぶかく、うちの先生を、さらっていこうとしているのさ。」
「フーン、それで、明智先生に電話をかけたんだね。」
「そうだよ。うちのまわりには、いま、たくさんの刑事が見はりをしているけれど、それでも、安心ができないんだ。