후리가나로 읽는 일본 고전
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
海野 十三의 怪星ガン(かいせいガン)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 113,544자 · 227화면
「息がとまっても、しりませんよ」
「そのときには、降下スピードをすこしゆるめてもらうさ」
「よろしい。それでは早くこれへ……」
ハイロはヘリコプターの座席にはいった。かれはじぶんの身体をゆわく皮バンド四本をじぶんの用には使わないで、外に垂らした。そしてすばやく金具のところを結びあわせると、三根夫のほうを見て、皮バンドをたたいてみせた。
三根夫はりょうかいした。そして尻ごみすることなく、そのバンドの中へ両脚をつっこんだ。
「よろしい。出発だ」と、三根夫はバンドを両手でつかんだ。
「でかけますよ」ヘリコプターは吊り橋をはなれて、すうすうと下へまいおりていった。
それから下界へ到着するまでの時間の長かったことといったら、ハイロは座席からのびあがって、下にぶらさがっている三根夫の息づかいや、顔色を見ながらスピードを調節していったんだが、マスクも酸素管もない三根夫にとっては、この降下も楽ではなかった。かれはしばしば息がとまりそうになり、心臓はその反対にめちゃくちゃにはやくうった。でもかれはがんばりとおした。もっとも半分ばかりおりたあたりで楽になった。それから下はもちろんたいへん楽であった。