후리가나로 읽는 일본 고전
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
海野 十三의 怪星ガン(かいせいガン)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 113,544자 · 227화면
ギンネコ号は知らん顔をして飛びつづけている。しばらくの間、円板ロケットはギンネコ号の下に平行になって飛んでいたが、そのうちに円板ロケットからは、ぽんと引力いかりがうちだされた。
それは円板の中央あたりからとびだしたものであるが、樽のような形をし、うしろに丸い紐のようなものをひっぱっていた。
しかしこれを見ると、紐ではなくて伸びちぢみのする螺旋はしごであった。その先についている大樽みたいなものは、艇内から送られる電気力によって、相手のギンネコ号の艇壁にぴったり吸いついた。この引力いかりは、すごい吸引力を持っていて、艇内で電気を切らないかぎり、けっして相手から放れはしないという安心のできる宇宙用のいかりであった。
これでギンネコ号は、側壁の扉を開かないわけにゆかなかった。
すると円板ロケットの中から、三人の人影があらわれ、やや横に吹き流れた螺旋はしごの中を上へのぼっていった。そしてはしごをのぼりつめると、ギンネコ号の横っ腹にあいた穴の中へもぐりこんでいった。
このありさまは、救援隊の僚艇から集中するサーチライトによって、はっきりと見えた。そしてその三人の人影が、ものものしい宇宙服に身をかためていることも、双眼鏡でのぞいた人々の目にはうつった。