후리가나로 읽는 일본 고전
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 怪談牡丹灯籠(かいだんぼたんどうろう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,879자 · 246화면
処へ向うの四畳半の小座敷から、飯島のお嬢さまお露が人珍らしいから、障子の隙間より此方を覗いて見ると、志丈の傍に坐っているのは例の美男萩原新三郎にて、男ぶりといい人品といい、花の顔月の眉、女子にして見まほしき優男だから、ゾッと身に染み何うした風の吹廻しであんな綺麗な殿御が此処へ来たのかと思うと、カッと逆上せて耳朶が火の如くカッと真紅になり、何となく間が悪くなりましたから、はたと障子をしめきり、裡へ入ったが、障子の内では男の顔が見られないから、又そっと障子を明けて庭の梅の花を眺める態をしながら、ちょい/\と萩原の顔を見て又恥かしくなり、障子の内へ這入るかと思えば又出て来る、出たり引込んだり引込んだり出たり、もじ/\しているのを志丈は見つけ、
志「萩原君、君を嬢様が先刻から熟々と見ておりますよ、梅の花を見る態をしていても、眼の球は全で此方を見ているよ、今日は頓と君に蹴られたね」
と言いながらお嬢様の方を見て
「アレ又引込んだ、アラ又出た、引込んだり出たり出たり引込んだり、恰で鵜の水呑/\」
と噪ぎどよめいている処へ下女のお米出で来り
「嬢様から一献申し上げますが何もございません、真の田舎料理でございますが御緩りと召上り相変らず貴方の御冗談を伺いたいと仰しゃいます」