후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
海野 十三의 恐竜島(きょうりゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,662자 · 199화면
三人は餅のように重なって岩の上にたおれた。
それにつづき、ほんのちょっとのあいだをおいて、はるか下の方で、どぼーンという大きな水音が聞え、そのあとには、わんわんと、気味のわるい反響が長くつづいた。
伯爵がもんどりうって海水の中に落ちたのであった。
上の岩鼻には、玉太郎がひとりいた。
玉太郎はとほうにくれてしまった。
ロープは切れた。そして下におちた。三人は岩壁の中段に残った。セキストン伯爵は海中に落ちこんだ。どうすればいいだろう。
まず老伯爵の安否が気づかわれたので、玉太郎は岩鼻からのびあがって、一生けんめいに老人の姿をさがしもとめた。だがとちゅうに岩がとび出していて、伯爵が落ちたあたりは見えなかった。
それでは中段にとりのこされたケンとダビットと衰弱しているラツールを救うために、玉太郎は手もとにのこっていたロープをといて、下にたらしてみた。だがロープは短すぎて、その高さの半分もとどかなかった。
「ああ、こまった。どうすればいいだろう」
四人の生命があやういのだ。玉太郎だけが自由をもっている。そして四人の生命があやういことを知っているのは、玉太郎だけであった。