후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
海野 十三의 恐竜島(きょうりゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,662자 · 199화면
とはちがって、サンフランシスコを出て目的地の豪州のシドニー港に入るまでに、ただ一回ラボールに寄港するだけで、ほとんど直航に近いことである。そのために船脚はおそいが、方々へ寄港する他の汽船よりもこのモンパパ号の方が結局二日ばかり早く目的地へつくことになっていた。玉太郎には、二日をかせぐことが、たいへんありがたかったのである。
が、玉太郎のこの計画が、結果において破れてしまったことは気の毒であった。
しかし神ならぬ身の知るよしもがなで、出発前の玉太郎にはそれを予測する力のなかったのもいたし方のないことだ。
玉太郎とラツール記者とは、乗船のその翌日に早くもなかよしになってしまった。
そのきっかけは、玉太郎の愛犬ポチが、トランクの中からとび出して(じつはこのポチの航海切符は買ってなかった。だからやかましくいうと、ポチは密航していることになる)玉太郎におわれて通路をあちこちと逃げまわり、ついにラツール氏の船室にとびこんだ事件にはじまる。
ラツール氏は、なんでも気のつく人間だったから、たちまちポチの密航犬なることを見やぶった。玉太郎も正直にそのことをうちあけた。