후리가나로 읽는 일본 고전
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せきべつ
惜別
太宰 治의 惜別(せきべつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 91,984자 · 178화면
こんどは漢訳の明治維新史だけではなく、直接に日本文の歴史の本をいろいろ買い集めて読みふけり、いままでの自分の日本観に重大な訂正を加えるに到ったようである。
「日本には国体の実力というものがある。」と周さんは溜息をついて言っていた。
これはいかにも平凡な発見のようではあるが、しかし、私はこの貧しい手記の中に最も力をこめて特筆大書して置きたいような、何だか、そんな気がしてならないのである。日露戦争に於ける日本の大勝利に依って刺戟されて得たこの周さんの発見は、あのひとの医学救国の思想に深い蹉跌を与え、やがて、その生涯の方針を一変せしめたそもそもの因由になったのではないか、と私は考えているのである。彼は、明治の御維新は決して蘭学者たちに依って推進せられたのでは無い、と言いはじめた。維新の思想の原流は、やはり国学である。蘭学はその路傍に咲いた珍花に過ぎない。徳川幕府二百年の太平から、さまざまの文芸が生れたが、その発達と共に、遠い祖先の文芸思想にも触れる機会が多くなり、その研究が真剣に行われ始めたのと同時に、徳川幕府も、ようやくその政治力の困憊期にはいり、内にあっては百姓の窮乏を救うこと能わず、外にあっては諸外国の威嚇に抗し得ず、日本国をしてまさに崩壊の危機に到らしめた間一髪に於いて、遠い祖先の思想の研究家たちは、一斉